スピーキング革命『9マス話法』

メソッド誕生の経緯

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40年前のインスピレーション

『9マス話法』を考案し開発した林です。

私がこのメソッドを思いついたのは、社会人になりたての頃でしたから、もう40年も前のことになります。

当時私は通勤の時間を利用して、発売したての初代ウォークマンで英会話のテープ学習に取り組んでいました。数か月続けるうちに、ネイティブのナレーションはかなり聞き取れるようになりました。と同時に、ある疑問を抱くようになりました。音としては聞き取れるようになったとは言っても、文意まではサクサクと頭の中に入って来ませんでした。文意を汲み取るためには、一度テープを止めて頭の中で英語を反芻する必要がありました。「それはなぜだ?」。

英語は文頭集積型

やがて、日本語と英語のある根本的な違いに気が付きました。英文では文の冒頭部分に論理的な要素が集積していて、その部分を聞き逃したら文意は理解できません。例えば米国大統領の決め台詞、”~ make America great again”という英文があったとして、冒頭が”I will ~ “で始まるか、”He didn’t ~ “で始まるかで、文意はまったく変わってしまいます。ですからそこを聞き漏らしてしまったら、いくら「America」とか「great」などが聞き取れたとしても、文意は解釈できません。ですから、おそらくネイティブ同士の会話では、周囲の雑音等で文頭部が聞き取れなかった時には、直ちに”Pardon me?”と聞き返しているに違いありません。

日本語は文尾集積型

ところが、日本語はその論理的な要素の集積位置が文の末尾にあります。例えば「あのさぁ、あの子とケンカを~」で始まる文章の場合、「~しちゃったの?」で終わるのと「~しないよ。」で終わるのとでは文意が全く異なります。肯定文と否定文の違い、過去形と未来形の違いだけでなく、主語まで変わってしまいます。前者の主語は「あなたは」と二人称ですが、後者では「私は」と一人称に変化してしまいます。

ということは、日本語は「あの子と」や「ケンカを」などの文の途中の単語が聞き取れたとしても、文の最後が何らかの理由で聞き取れなかったら、文意が成立しません。したがって、日本人同士の会話では文尾が聞き取れなかった場合に、すかさず「え?なに?」と再発言を促すことになります。

英会話には文頭脳が必要

日本語は文尾集積型で英語は文頭集積型。ということは、それに対応して脳の構造も、日本人は文尾脳でネイティブは文頭脳であるに違いない。そう考えました。すると、日本人が英語を聞いたり話したりするとき、文尾脳で文頭集積型の英語を処理しようとしていることになります。

自分がテープ学習をしているときに、一旦最後まで聞いてから頭の中で反芻しないと意味が汲み取れないのはそのせいではないか。あれは、冒頭部分に集積している論理要素を再確認するための作業に違いない。この二度手間を省くには、日本人の文尾脳を文頭脳へ変換すれば良いのではないか。

40年かけてメソッド完成

そのときのインスピーレーションを発端として、40年かけて具体的な学習メソッドの完成に漕ぎつけました。そして『9マス話法と名付けました。当初は、リスニングのメソッドとして開発に着手しましたが、途中からスピーキングのメソッドへと変貌を遂げました。そして、実際に自分で何千回と試し、完成後は教室で50人近い受講生の皆さんにこのメソッドを試していただいた結果、このメソッドは予想通りの、いやそれ以上の効果を発揮することが分かりました。

このメソッドは、日本人の脳を「文尾脳から文頭脳」へと素早く変換し、英会話能力、特にスピーキング能力を効率的に向上させる画期的な方法です。

連絡先:
info@qmas-speech.com

有限会社レシプロ社長
林一紀

略歴:
1954年、神奈川県茅ケ崎市生まれ。
1978年、東京大学・教養学部基礎科学科卒業
1978年、ソニー㈱入社、「9マス英語脳」の着想を得る。
1993年、筑波大学・社会人大学院修士課程修了。経営学修士(MBA)。
2000年、ソニーを早期退職。有限会社レシプロ設立。
2015年、スピーキング瞬発力開発法 3Key Training ®を完成。
2015年、Skypeでレッスン開始。
2016年、茅ヶ崎駅前に「林式英語脳くく教室」を開設。
2018年、SBクリエイティブ社より「9マス英作文トレーニング」を出版

 

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